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2006年3月11日 (土)

平成16年5月10日、海難事故に会った18才の夢

宮崎海洋高校では、航海を専攻しました。将来、雄輝は船長になる夢を抱き、親友が機関を専攻したので、最終には二人で大型タンカ-で世界の海を航海するのが夢でした。

卒業前までの宅集期間は、寮生活の為、家に帰らず、宮崎海洋高校に行き、水産で働くのに役に立つ為に宮崎海洋高校の先生にロ-プワ-クなど指導して頂き勉強しました。

担当の先生も雄輝が頑張ったので記念に先生が作ったロ-プワ-クの飾り額とスパイキ-の道具を下さり、[雄輝が成長する姿を応援するから頑張れよ]と励ましてくださいました。 

宮崎海洋高校で雄輝の卒業式が終了して、w水産の入社まで、家でもロ-プワ-クの練習をしながら、弟にも覚えていると約に立つからと教えて二人で練習していました。とても、弟思いで、年子の為、子供の頃から雄輝の後ばかりついていたので二人とも双子の感覚でいました。

二人で最後の時を過ごしました。 平成16年2月26日、(新いちき串木野市)W水産へ行く為、父運転の車で出発しました。W水産へ着くまでの車の中では、雄輝と今までの事、これからの事など話しました。

W水産では、雄輝の宿泊場所へ連れて行くとの事で、私達は、W水産を後にしました。

W水産から離れるに従って、私達二人で話していて、涙が溢れてくるのです。初めて親元から離れて就職していく子供だからかと思っていました。 

静岡県焼津港へ行ってから、私達に仕事の事など電話で話してくれていました。雄輝が居る時に延岡から焼津へ送った雄輝の荷物が届いていなく、出港ぎりぎりで届き、ヒヤヒヤ(航海が終わるまで約2年分の品物)しました。

 後で知った事ですが、平成16年3月3日、出港する前日には、同級生・寮生・先生などに電話で「俺、頑張るから、帰ったら会おう」と約束していたそうです。 

平成16年3月3日、第108若潮丸が出港する時は、家で見守りました。 第108若潮丸が出港後、二人で毎日、どの辺を航海しているか、地図を見て過ごしました。

船から連絡があるとは思わず平成16年4月10日、雄輝から船舶電話が来た時は、びっくりしました。第108若潮丸の船員は皆、良くしてくれるから、安心してとの事。

 平成16年4月29日、2回目の船舶電話、転載があるから僕の欲しい品物(DVDでテレビ・映画を録画しといて)を送ってくれる様に雄輝から言われたけれど、私達には転載とは、何か判りませんでした。㈱若潮水産から教えて貰ってなかったのです。 

平成16年5月9日、3回目の船舶電話、この日は、母の日で、雄輝から「お母さん、母の日だけど元気。俺、頑張っているから」と母の日のメッセ-ジも貰いました。

そして、俺の欲しい品物はレトルトカレ-・砂糖・チョコレ-ト・DVD・じゃかりこのお菓子などを送ってくれとの事でした。

前の時DVDの事は聞いていたので、主人は、雄輝の為にDVDにテレビ・映画・歌など一生懸命、録画していました。船舶電話で主人は、雄輝に優しい言葉を言いたかったけれど、甘えさせてはいけないと

「人の迷惑にならない様に、判らない事は、先輩に聞き、自分勝手な考えで動くな、聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥、頑張れよ」と話すと雄輝は、素直に「はい」と答えて「頑張るからね」と言いました。

そして、次の日、平成16年5月10日、午後10時10分、㈱若潮水産の専務から電話で「雄輝が転落行方不明になりました」と言われる。どうして、昨日、雄輝と話したばかりなのにと動揺し、頭の中が、真っ白になり、訳が判りませんでした。

 この日からの、親の責務を訴えますので、宜しければ、見てください。

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2006年3月10日 (金)

海難事故に会った18才の命のともし火、、、父母責務

当時、父51才、母48才、当時、私達の長男、雄輝(18才)平成16年2月5日、水産の事務所にて入社の手続きに行き、水産としては、絶対に一人作業は、させません。何故なら、一人作業で、もし、何かあった場合は、対応が出来ませんので、何かあったら、水産が補償問題などで、大変な事になりますから。お父さん、お母さん、安心していて下さい。

私達は、会社の船舶の所有遠洋マグロ船が10船近くあるので、安全について、徹底した安全マニアルが、有ると思い、その当時は、安心をしました。

雄輝の水産の入社が急遽、平成16年2月27日(静岡県焼津港集合)に決まり、宮崎海洋高校は、特別に雄輝、一人の為に平成16年2月20日に先生・生徒を集めてくださり、卒業証書授与式を教室で行い、

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門出を祝ってくださいました。雄輝は感謝の気持ちを、先生・同級生の前で述べ雄輝も自分も頑張るんだと意思を固めました。私達も雄輝が、これから遠洋マグロ船に乗船して、立派になった姿が目に浮かび、誇らしげに思いました。

                             

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