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2010年4月19日 (月)

不法行為

「安心・安全は、日々・・・」

共同不法行為責任

   
共同不法行為責任は、例えば何人かの集団で他人に暴行を加え傷害を負わせるというように、数人が共同して不法行為を行い、他人に損害を与えたときは、被害者に対する損害賠償については全員が連帯して責任を負う(民法719条)というものですが、

本規定の最大の狙いは、例えば、数人がそれぞれ他人に暴行を加えたところ、被害者が死亡したという場合、その死亡原因につき誰が直接その暴行を加えたのか不明なときは暴行に加わった行為者全員が連帯して損害賠償責任を負わなければならないということにあります。

また、前記の例でいうと、暴行を加えるようそそのかした者(不法行為の教唆者)や暴行を援助した者(不法行為の幇助者)も、共同不法行為者としてみなされることとなります。

(注)この点は刑法上の広義の共犯(主犯と幇助犯の関係)においては刑の軽重につき差があることと比較すると、刑事責任と民事責任の質(罪刑法定主義による)の違いであるといえます。 

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