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2012年3月14日 (水)

子供の潔白

神戸地方海難審判

(原因の考察)
7 C甲板員の体調については,インドネシア人を含め船内の人間関係も良く,悩みもなく,良好であった。
 以上検討した結果から,海中転落の場所を推定すると,船尾甲板船尾端のブルワークを越えたか,航海船橋甲板のハンドレールを越えたかして海中転落したとしか考えられない。
 また,C甲板員の当時の休憩を兼ねた行動目的から,具体的転落状況を考えると,船尾コンベアを乗り越えようとして足を滑らせ,海中転落して行方不明になったものと推測することもできる。
 しかしながら,C甲板員がトイレに急いでいたとしても,左右どちらの舷からも簡単に行くことができ,A受審人やB受審人の注意を守るC甲板員が,船尾コンベアを乗り越える理由がなく,乗り越えた痕跡もないことから,船尾甲板から転落したことを証拠立てるものがないので,これを断定することはできない。
 船尾コンベア下の通路を確保しておかなかったことは,C甲板員が,海中転落したことは推認されるが,転落場所を特定することができず,船尾コンベアを乗り越えたという推測も,これを断定するまでには至らず,転落場所を明らかにできないので,これは本件発生に至る過程で関与した事実であるが,本件と相当な因果関係があると認められない。
 しかしながら,船尾コンベア下の通路を確保しておかなかったことは,仮に船尾コンベア付近からの転落を想定したとき,船尾コンベア下の通路が確保されていれば,船尾コンベアを乗り越える必要がなくなるので,海難防止の観点から是正されるべきである。
 C甲板員が作業用救命衣を使用していなかったことについては,船尾甲板は,周囲がブルワークに囲まれ,通常の作業では転落の可能性はなく,また,凹甲板でも舷門付近以外は転落の可能性がないので,このことは,本件発生に至る過程で関与した事実であるが,本件と相当な因果関係があると認められない。
 しかしながら,長年の経験から熟練者にとっては作業用救命衣の使用に対して違和感があるというが,作業用救命衣はあくまでも予期しない危険から命を守る最後の手段であり,緊急時の命綱と心得て,海上に浮かぶ船舶の特殊な環境の中で,甲板上の作業を行う場合,作業用救命衣を使用するよう是正されるべきである

 この、若潮水産株式会社の船舶には、作業用救命衣は存在してい無い。

 又、揚縄作業を想定している。

 戸籍上は、投縄作業位置

投縄作業は、船尾作業

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